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2009年 11月 16日
横浜建築都市学
深澤直人×北山恒 「デザインの輪郭-design outline-」 印象的な言葉と、スライドによって授業が進んだ。自分がこの興味深い言葉を編集し直すよりも、そのまま言葉を羅列した方が、授業の内容を実感できると思うので、そのまま箇条書きで並べます。 <意識から消すこと> ・世界中がモノを作り過ぎ、デザインが世界にあふれている。 ・デザイナーはもう少し慎重に考えなければならない。 ・「自然」ということは「意図」が感じられない。 ・spontaneous:意図がないこと。 ・自然に出来上がったような環境や状況の関係を目指す。 ・状況、環境(モノの周り)がそのモノの輪郭を成している。 ・エコロジカルデザイン。生態的デザイン。=モノと環境の調和 ・意図しないことはエコロジカル。 「釘を板にうっただけのコートハンガー」 ・いつもArchitypeを探している Architype:ユングによれば人間の心の原型、遺伝するもの 「LAMY」 ・ペンらしい、ペンを模索する 「erco」 ・Simple is not a style ・ミニマリズムとはシンプルということではなく、調和しているということ <MUJI> ・世界の名品はMUJIに通じる ・概念としてのエレメントを消すこと。 ・テーブルはテーブルらしく。 ・頭の中にあるけど、実際にはないものを探す ・心理的トリック、イスはベッドサイドテーブルにもなるということ 「ジャスパーモリソンのカトラリー」 ・ちょっとかわいい ・建築に対して邪魔をしない ・MUJIがいいMUJIでいい ・接触出来るものすべてをデザインする。目で触れる。 ・見るは意識、触れるは無意識。 ・無意識に目で触れている。 <背景と華> ・わきまえ、立ち位置をわきまえる。 ・背景が美しければ、華はいらないのでは。 ・調和=目立たなくなる ・全体がなんとなく、雰囲気がいいということになる。 ・縁と隅を整える。 「pamasonic IX」 ひたすら線を細く、線を消す。だけ。 「アラウーノ」 掃除いらない。 <人間の環境適用力> ・生活は共有しているから、輪郭を割り出すだけである。 ・やっと僕らのことをわかってくれたんだねと生意気に言わせる。ことが出来れば良いデザインと言える。 ・電車の窓は鏡であるという現実はあるが、定義がない。 ・傘を膝で立てることという現実はあるが、定義がない。 ・人間はデザインがなくても状況に価値を見いだす。 ・意図的ではない。人間の機能だから、誰でもできること。 ・人のいやがることができるのはかしこくコントロールされている。 ・意識から消すということ ・傘を溝に合わせて立てる。デザインはしたけどモノはない。 ・壁と床があればいい。 ・「なるほど」感。 ・みんなが知っているということは価値。ex:駅の時計を腕時計に。 ・アフォーダンス=環境が人に提供する価値、相対的なもの。 ・輪郭を完璧に引かないとえらいことになる。 ・考えない事を誘発する事 ・人間とは環境にファンクションを探す動物である ・行為を誘発するのは嫌みでしかない。 ・人間が環境と調和する事=美 ・ものを意識しすぎるとぎこちなくなる ・生活の断片に共感という美が隠されている 「infobar」 ・飴が溶けていく形 ・ありそうでなかったもの=それは既に、みんなの中に共有されたイメージがあったということ 「ドラえもんの非常口」 ・ドラえもんのアイデアよりも、写真を撮影した非常口らしい非常口を必死に探すことがクリエイティブ ・じゃがいもの鈍角は気持ちいいという日常の気づきを貯めておく ・人間はものを使っているときはそのモノを意識しない ・行為に相即(=万物に調和する)するデザイン ・必然、モノは既に存在している ・張り:力の均衡状態。外の力で内側の力を見る。 ・一本の線:ものと状況、空気とモノ、モノともの、人とものの間の線のデザイン環境の中の境目。 →張りのある線とは良い関係の線である=デザインの輪郭 ・作り込まない、輪郭を見つけるだけ ・すべてのものは壁側、もしくは人間側に寄っていく ・ものは必然に向かう。 ・建築とモノをつなぐ人がいない →建築きれいに出来たけど、モノとうまく関わらないことが多い ・良いデザインをしようとしない --------------------------------------------- 北山対談 k:言語とデザインを発見する f:言葉は抽象だから、厳密な意味を持っていない。だから人の共感を呼びやすい。 だれもが理解可能な言葉。 k:言葉とは共感 f:生活に溶かすために輪郭をデザインしている。子供が描くようなデザインを崩さないようなデザイン。心に描いてたものがそのまま具体化すると、実際、違和感がある。突き詰めているから、いずれは溶けて行くことを期待。みんなの頭で考える。 建築とモノをつなぐ f:部屋が雑然としているとき、雑然としてても美しい。最も使われている状態を想定しない。勝手にインテリアを作る若者。人間の垢を良しとする。空間もどう劣化させるかをデザインする。劣化に対する配慮の欠如。 f:日本人は風呂を空間化している f:都市は背景である。 都市をデザインする時、それが背景か華か、を意識してデザインすることが重要である。 <感想> 非常に面白かった。昨今の建築の潮流も如何に建築を消すか、というところにシフトした時期があって、それをとことん追求した人だという印象。 「意識させないことをどうデザインするか」ということである。 それは身の丈にあったデザインとは全く違う種類のデザインである。それが如何に計算し尽くされたものか、その裏に隠された深澤さんの膨大な「意識」に感動した。 「ありそうでなかったもの」、「頭の中にあるけど、実際にはないもの」を探していると言っていたが、今日のレクチャー自体、深澤さんという存在自体が、「ありそうでなかったもの」、「頭の中にあるけど、実際にはないもの」として自分の中に入ってきて、 やられたっ!って帰りの電車に揺られながら唇を噛んだ。 2009年 11月 15日
※/a/b/c/の数字は各文章の前に記しているものが当該パタンに影響するパタン(=当該パタンよりも上位のパタン)の数字、
各文章の後ろに記しているものが当該パタンが影響するパタン(=当該パタンよりも下位のパタン)の数字です。 施工編 205-253 2009年 11月 14日
※/a/b/c/の数字は各文章の前に記しているものが当該パタンに影響するパタン(=当該パタンよりも上位のパタン)の数字、
各文章の後ろに記しているものが当該パタンが影響するパタン(=当該パタンよりも下位のパタン)の数字です。 引き続き建物編 151-204 2009年 11月 13日
※/a/b/c/の数字は各文章の前に記しているものが当該パタンに影響するパタン(=当該パタンよりも上位のパタン)の数字、
各文章の後ろに記しているものが当該パタンが影響するパタン(=当該パタンよりも下位のパタン)の数字です。 引き続き建物編 101-150 2009年 11月 13日
※/a/b/c/の数字は各文章の前に記しているものが当該パタンに影響するパタン(=当該パタンよりも上位のパタン)の数字、
各文章の後ろに記しているものが当該パタンが影響するパタン(=当該パタンよりも下位のパタン)の数字です。 引き続き都市編 51-100
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