[RE03]CITY LAB始動 |
![[RE03]CITY LAB始動_e0154707_4312239.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201109/28/07/e0154707_4312239.jpg)
アンテナのRE03として提案型のワークショップを2011年11月から2012年の1月まで、企画運営します。
今回は浜松市産業部商業政策課と浜松まちなかにぎわい協議会という官民双方のまちづくり団体と協力して、浜松市がその必要性を感じているクリエイティブセンターの設置をテーマに調査、提案をしていく実践型ワークショップスタジオです。このインフォーマルな研究室は、CITY LABとして設立されます。研修生の募集は基本的には浜松に通える範囲に居住していることが条件ですが、遠方(特に被災地周辺)からの研修生も受け入れております。その場合滞在場所を応相談で無償提供します。都市と建築とまちづくりへの実感の塊を得られるWSです。
現在アンテナではこのCITY LABの研究員を募集しています。下記内容に興味のある方は、10/4(火)までにinfo@untenor.comまでご連絡ください。
□ 企画名
CITY LAB
□ 概要
ワークショップ形式による中心市街地のリサーチと現状に対する提案
□ 参加人数
5名前後
□ 募集条件
・デザインとまちづくりと建築の分野横断に興味と意欲のある、30歳以下の学生(原則として学部三年生以上)、あるいは社会人。
・必要PCスキル=イラストレーター(必須)、フォトショップ(必須)、CADソフト(非建築系は必須ではありません)
□募集宛先
参加を希望する方はその旨を下記連絡先までお伝え下さい。
メール:info@untenor.com
TEL:053-482-7203(CITYLAB事務局)
□ 対象敷地
浜松市中心市街地
□ 想定プロジェクト
クリエイティブ・センター
※クリエイティブ・センターについて
<浜松版クリエイティブセンター設置に向けた企画提案>
芸術支援施設としてのクリエイティブセンターのために、浜松の都市的特色を活かした浜松モデルとなりうる事業と場所の企画提案をすること
※市が想定する浜松版クリエイティブセンターのミッション
○浜松市民の創造性を引き出すこと
○浜松の産業(1次・2次・3次問わず)との連携が図られること
○デザインによる都市力の向上を図ること
(ex建築デザイン、都市デザイン、サウンドデザイン)
○クリエーターの集積、交流が図られること→中心市街地の活性化へ
○周辺商店や地域住民のまちづくりに対する意識を向上させること
※参考事例:アーツ千代田3331(東京)、CCC(静岡)、国際芸術センター青森など
□ 最終成果物
リサーチ成果、建築物の提案、内装設計の提案、運営形態の提案、のいずれも可。
最終的に建築物を提案するか否かは研修生の判断による。必ずしもハードとして 箱物を提案する必要はありませんが、同時に必ずしもソフトのみの提案を求めるわけでもありません。ハードとソフトという二項対立を超えて、研修生独自のクリエイティブ・センターを自由な発想で提案することが求められます。
□ 企画協力
浜松市産業部商業政策課、浜松まちなかにぎわい協議会、マチノバ、SENA
□ スケジュール
募集開始 9/23
募集締め切り 10/4
企画開始11月
中間講評12月(建築家、都市デザイナー、行政担当者をゲストに招聘)
最終講評1月(建築家、都市デザイナー、行政担当者をゲストに招聘)
□ 会場
マチノバ、hachikai(万年橋パークビル)
□ カリキュラム
(リサーチ→テーマ設定→敷地設定→設計)
[実施日程]18h×15week=270h
11月から毎週3日間
月(17時-22時)成果報告(隔週で行政、にぎわい協議会へ報告)
木(17時-22時)エスキスチェック1
日(10時-18時)エスキスチェック2
※期間中、関連企画として公開座談会やレクチャーも予定しています。
□ 研究助手の導入
研究生のリサーチや提案を補助する研究助手として若手建築家、研究者を招聘します。研究助手は期間中来浜し、エスキスチェックやウェブコミュニケーションを駆使して研究生をリードします。
<研究助手>
鈴木 一郎太(NPO法人クリエイティブサポートレッツ)
連 勇太朗(慶応義塾大学大学院SFC)
山道 拓人(g86、東京工業大学博士課程)
RAD(川勝真一+榊原充大)
一ノ瀬 彩(茨城県デザインセンター、人場研共同主宰)
LPACK
□ 趣旨
この企画は、若者のアイデア、活力を具現化するための一つの手法です。
参加者は大学の設計課題でよく見られるような架空の敷地、クライアントに対してではなく、実際にある敷地に、実際にいるクライアントに対して、実際にその影響が反映される可能性のある、プロジェクトを進めて行くことになります。
想定プロジェクトは浜松市がその必要性を感じているクリエイティブセンターの設置です。創造都市を目指す浜松市の経済価値と文化価値を融合させるべき都市機能の根幹となることが期待されます。
そのために、まずクリエイティブセンターにふさわしい場所、都市的インパクトの期待出来る場所を調査し、そしてそこを使うべき人間を調査します。
そうした調査で露になるであろう私たちの「今、持っているもの」から創造都市を誘発させる創造的なアイデアが生まれる事を期待しています。
□ 想定クライアント(まちづくり団体)からの要求
既に、行政、浜松まちなかにぎわい協議会からは、クリエイティブセンター提案のための条件が提示されており、参加者はこの条件をデザインコードにしてリサーチと提案に取り組みます。研修生は提案時において、リサーチ段階から常に、公と民、2つのまちづくり主体の意見を尊重しなければならなりません。同時に、現時点でクライアントが意識化できていない価値を積極的に価値化することが求められます。
※企画立案への諸条件
条件:浜松まちなかにぎわい協議会から
・持続的な運営を想定すること
・浜松の地域産業と連携させること
・(ワークショップ参加者に対する条件)学生だけではなく、カリキュラム終了後も西部地域のまちづくり活動(中心市街地だけでなくても可)に継続的に参加していくようなクリエイターにも参加してもらいたい。
条件:浜松市から
・浜松駅を中心に半径約1キロ圏内のエリア内とすること
・建物の有無は問わないが、道路は除く。
・既存建物がある場合は、公共施設・民間施設を問わない。ただし、民間施設の場合は、所有者に提案を行うことについての承諾を得ること。
・上記ミッションの実現をどのようなスケジュールで図っていくのかを整理すること
□ 成果物の取り扱いについて
研修生の企画提案のうち、特に優秀なものについては実際に市へ提言を行います。
※(浜松市から)優秀な提言であれば、浜松市が実施するクリエイティブセンターの素案の一つとして取り上げられることになります。また、その立案者についても、市の政策形成過程における検討に参加いただくことを想定しています。