けんちく書店でけんちくとけんちく書の未来を考える |
テーマ:けんちく書店でけんちくとけんちく書の未来を考える
出演:藤村龍至・伊庭野大輔・松島潤平・刈谷悠三/TEAM ROUNDABOUT
ゲスト:平塚桂(ぽむ企画)
に参加。藤村氏以外のTEAM ROUNDABOUTメンバーに初めてお会いした。
どうやら物質空間の情報媒体=書籍の勢いが落ち(批判しなくなった)、非物質空間の情報媒体=ウェブログ等が勝手に勢いづいてきた(社会的責任は書籍ほどないので気楽に批判可能だから)のでそれぞれのいいとこ取りしたらいいじゃないかという話で、藤村氏的にはフィジカル/メタフィジカルをどう架橋するかという話に落ち着かせたかったようだった。氏は二項対立によって様々な要素の構造を示し、その中間あたりを狙おうというスタンスを一貫して遂行していると思う。
勝手なメディアとして平塚氏がarchi-tv08を取り上げて下さったのは非常に嬉しかったが、狙っていないところまで言語化されて、ちくしょうと思った。
基本的にはやりたいことをやって、結果的に本まで出せるようになって、結果的に政治的な力が降ってきましたというのが彼等のこの一連の活動の認識であるようだ。個人的な興味が公共性や社会性を結果的に生むということなのか。
結局、「1995年以後」は超売れているわけだし、全然ありだと思うわけである。